2013-06-01から1ヶ月間の記事一覧
イエス様は、「私について来たい者は、自分を捨て、自分の十字架を背負って、わたしに従いなさい。」(16:24)と言われました。私達が、キリスト者になろうとする時、日本では少数者であるため迫害があります。今でも教会に行くことを家族から反対されるケ…
山上の説教に「神と富」の話があります。悪の力は、イエス様に対して誘惑したように、人間の本能に働きかけて、私達を欲望のとりこにしようと誘惑します。お金・地位・名誉・権力など、この世を生きていく為の強力な手段となり得るものを優先させようと自己…
命に通じる道とは、死んでも生きる「永遠の命」が与えられて神の国に入る道です。滅びの道とは、イエス様の譬え話に出て来る永遠に苦しむ陰府(よみ)の国につながる道です。それゆえにイエス様は、私たちに、狭い門から入るように招いておられるのです。私…
イエス様の譬えによれば、人々にとってなじみの深い、広々とした道に通じる「大きな広い門」から入ることは、「滅びに通じる道」を歩くことになるので避けなければなりません。それとは反対に、「命に通じる門」は狭く、その道は細いとイエス様は言われてい…
今日の聖書は、マタイ福音書5章6章7章にわたる山上の説教の、最後のしめくくりの部分にあたります。イエス様がこれまで語られた教えを前提として、「狭い門から入りなさい」との、イエス様の招きの言葉です。 私達の社会で「狭き門」と言うと、競争率がはげ…
天の父は、信じる者すべての全生涯にわたる保護者です。思い悩む者にイエス様は「信仰の薄い者達よ」と嘆かれます。イエス様は思い悩みから解放される道を示します。「何よりもまず神の国と神の義を求めなさい。そうすればこれらのものはみな加えて与えられ…
異邦人とは、神様を知らず、信ぜず、自分の力だけで生きていけるとする人達です。私達が衣食のことで思い悩むなら、天の父をもたない異邦人と同じだとイエス様は言われます。「思い悩む・思い煩う」とは、生活のことであちこちに心が向いて、喜びも感謝もな…
食べることや着ることは、私達にとって生活上、不可欠です。しかしイエス様は、それらについて「思い悩むな」と命じます。命がなければ食物は必要なく、体がなければ体をおおう着物も必要ありません。命と体が、食物や衣服よりも大切であることを示されたイ…
私達の天の父は、天地万物を造られ、太陽と月と星、空には鳥、陸には植物と動物、海には魚を造られ、最後に私達人間を造られたことが創世記に記されています。天の父は、すべてのものに命を与え、生かし、支配しておられます。多くの人達は「命は人間が造り…
今日の聖書は、山上の説教の中でも良く知られている箇所です。この中でイエス様は、天地創造主である神様を、「あなたがたの天の父」と呼んでいます。私達の信じる神様は、地上における肉親の父とは区別された、天におられる父・私達の全生涯における保護者…
そうはいっても、手遅れだと思う人がいるかもしれませんが、しかし、そんなことはない。神から愛が私達に与えられているから、私達は人を愛することが出来るし、神を愛することができるのだ。すなわち、神から愛が与えられるからこそ私達は愛を知り、愛を実…
ペスタロッチという人は、「教育の父」と呼ばれた人で、次のようなことを語っております。「教育の根本は愛である。愛されて育つ子供は人を愛し、愛を分かち与える喜びを知り、生涯にわたって心豊かな人生を創造し続ける。同じように、人は、神から恵みによ…
パウロは2節で、そのことについてすでに答えを出しています。「山を動かすほどの完全な信仰を持っていようとも、愛がなければ、無にひとしい」。 山を動かすほどの完全な信仰を持っていたら、もう十分かと思うと、そうではなく、愛がなければ無に等しいとい…
「預言する賜物をもっていても、知識的な能力があっても、完全な信仰をもっていても愛がなければ無に等しい。全財産を貧しい人々にほどこし、目立つ活躍をしたとしても、愛がなければ何の益もない。愛というのは、忍耐強く、情け深く、ねたまず、自慢せず、…
イエス・キリストと律法学者の問答を要約するならば、主を愛しなさい。神様の言葉から離れないでいなさい、そして隣人を愛しなさい、自分のように愛しなさい、ということになります。これが大事な掟なんだ、ということを言ったのです。そのことは、イエス・…
申命記6章の4節以下には、「聞け、イスラエルよ。我らの神、主は唯一の主である。あなたは心を尽くし、魂を尽くし、力を尽くして、あなたの神、主を愛しなさい。今日わたしが命じるこれらの言葉を心に留め、子供たちに繰り返し教え、家に座っている時も道を…
イエス・キリストは、律法の専門家の質問に対して、主を愛すること、そして人を愛すること、この二つにまさる掟はないのだ、と言い切ったのです。もし、私達がその場にいたら、一緒に議論に加わり、それでは、 「心を尽くし、精神を尽くし、思いを尽くし、力…
本日読んでいただいたマルコ福音書には、律法学者が登場します。彼は、イエス・キリストに質問をします。「先生、律法の中で、どの掟が最も重要でしょうか」。 旧約聖書は大変長い大きな書物ですが、その中で、どの掟が最も重要か、ひとことでいえば何か、と…
本日は三つの聖書の箇所を読んでいただきました。 この箇所について、一つは、イエス・キリストの言葉と旧約聖書を対比させながら見る、二つ目は、使徒パウロが語った言葉を見る、三つ目には、教育学者ペスタロッチの言葉を見る、その三つの側面から御一緒に…
仙台南伝道所開設9周年記念感謝礼拝
聖霊を受けたいと願うならば、神様が大事だと思うことを、自分も大事にすることです。神様は、御自分が造られた人間が、本来の姿を取り戻す・・つまり罪の世界に生きている人間が、神の国の民として救われることを望んでおられます。そのために福音が示され…
この出来事は、2000年前に起こった、私達に関係ない出来事ではありません。聖書で述べられているように、イエス様を救い主と告白するのは、聖霊の御力をいただいて、初めてなされることです。そこに神様の働きが示されるからです。聖霊を受けて、迫害にも負…
今日の聖書では、イエス様を信じる者達が一つになっているところに「聖霊」が降りました。神様からのエネルギー、人間への愛の強さを思わせる、ものすごい音と共に「聖霊」が降り、「炎のような舌が分かれ分かれに現れ、一人一人の上にとどまった」と記され…