2013-08-11から1日間の記事一覧

私達の祈り

私達が辛い時、悲しい時、苦しい時「どうぞこの杯を取りのけて下さい」と何度でも祈ることがあります。そのような時、私達は自分の思いだけにとらわれるのではなく、「神様の御心、神様の御計画があるならば教えて下さい。そしてその運命(使命)を受け入れ…

心は燃えても、肉体は弱い

他方、共に祈ることを求められた三人は眠ってしまいました。「汗が血の滴るように地面に落ちる」(ルカ書)ほど、極度の緊張と苦しみの中で祈られたイエス様と対照的です。イエス様は彼らを起こし「心は燃えても、肉体は弱い。目を覚まして祈っていなさい」…

ゲツセマネの祈り

ゲツセマネの祈りの言葉は、「(アッバ)、わたしの父よ」と、かなりの親愛の情を含んだ呼び掛けで始まり、「あなたは何でもお出来になる」と、神様の御力への賛美が続き、そして「この杯を取りのけてほしい」(杯とは、神様が人間に与える運命・使命を指す…

終末の開始

神の御子・イエス様がこの世に生まれたという出来事により、終末は既に始まったと言われます。それは神様が人間を救うという約束を守るため、御子をこの世に送り出して下さったからです。そして人間の救いの為に、人間の罪をすべて贖(あがな)う=(身代金…

わたしと共に目を覚ましていなさい

ゲツセマネについた弟子の中からイエス様は、ペトロ、ヤコブ、ヨハネの三人を選び、祈りの場所へ伴われました。12弟子の中で、この三人を、イエス様はいつも大事な出来事の場所に連れて行かれます。 ゲツセマネでのイエス様のご様子は、危機感迫るものであっ…

はじめに

最後の晩餐の後、イエス様と弟子達はエルサレム郊外のオリーブ山に出かけました。その麓に「ゲツセマネ」というイエス様が愛しておられた祈りの場所がありました。ゲツセマネ(油縛りの意)には、オリーブが沢山生えていて、その実が沢山取れたということで…

マルコ福音書14:32−42

詩編75:7−11