第一の祈り 

  「父よ、できることなら、この杯を私から過ぎ去らせて下さい。しかし、私の願い通りではなく、御心のままに」。
 杯とは十字架の死のことです。イエス様は十字架を出来るなら避けたいと願われました。しかし神様のご計画が全てにまさって優先されることをイエス様はよくご存知でした。この祈りは、神様の御計画の中に「十字架の死」以外の道は用意されているのかどうかを最終的に問い、確認するという大きな目的のもとに捧げられた祈りであるといえるでしょう。