祈り

 クリスチャンになると祈ることを知ります。祈りの冒頭には必ず「天におられる父なる神様」と呼びかけ、最後には「イエス・キリストの御名によってアーメン」と祈ります。イエス・キリストの名前によって祈るなら、すべて父なる神様に通じていく。こんな素晴らしいことはありません。ここに神との交わりが成立するのです。人間は一人でこの世に生れ、一人で死んでいかねばなりません。家族や友人も永遠のものではないのです。そういう意味では人は誰しも孤独な存在です。それはクリスチャンであっても同じです。しかし神に祈る人は、天からくる喜びを知る人です。たとえ人間同士でつまずき傷つけ合うことがあっても、神に祈るなら、必ずそこから解決が与えられるのです。誰でも人に言えない悩みうめきを抱えて生きています。人に理解されない悲しみ・痛みを持って生きています。

そのような私のすぐそばに来て、「わたしに(委ねなさい」とすべての重荷、わずらいを取り去ってくださるのが、私達の主イエス・キリストです。