レビレート婚

 サドカイ派からのイエス様への質問は、モーセ律法の中にあるレビレート婚(申命記25:5以下に記述)を取り上げて、復活の矛盾をつくものでした。それは夫に死なれた妻が子供がなく残された場合、夫の兄弟がその妻をめとって子孫を残さなければならないという規定です。サドカイ派は、レビレート婚を適用すると復活の時はこの女は誰の妻になるのかと質問しました。レビレート婚を定めた律法を否定するのか、それとも復活はないとの自分達の主張に同意するのか、どう答えるのかを試したのです。