はじめに

 「マリアの賛歌」と見出しがついている今日の箇所は、「マグニフィカート」(ラテン語で「あがめる」の意)と呼ばれています。ラテン語訳聖書ではマグニフィカートから始まるからです。マグニフィカートは古くから礼拝に用いられ、ローマ・カトリック教会においては、毎日一定の時刻に一定の形式によってささげられる公の祈りの中に取り入れられ、聖公会ルーテル教会でも夕礼拝で歌われるそうです。