ステファノの証言

 ステファノは、アブラハム・イサク・ヤコブ・ヨセフの族長達を始めとする民族の歴史が「神様の恵みのわざの歴史」であると同時に神様がイスラエルを救う為に遣わした人達への、民の「反発の歴史」でもあることに気付かせようとしています。議会でステファノの説教を聞いているユダヤ人達が、ステファノの言葉に素直に耳を傾けたなら、自分達が正しいと信じてやっていることが結果的に神様に逆らうことになることを学んだことでしょう。聖書は常に、神様は生きておられ全てのことは神様のご計画が先立つことを教えています。
私達が今ここで礼拝しているのも、神様が私達の思いに先立ち、ここに礼拝場所を備えて、礼拝する者への道を用意して下さったのです。私達はいつも聖書から素直に学ぶ者でありたいと願っています。