はじめに

本日の聖書は、イエス様が、水汲みに来たサマリヤの女と出会い、水を飲ませてほしいと頼んだことから始まります。

エス様の生涯は、「時は満ち、神の国は近づいた。悔い改めて福音を信じなさい」(マルコ1:15)というメッセージを、一人でも多くの人々に宣べ伝える生涯でもありました。6節では、イエス様が旅に疲れて井戸の傍に座っておられたこと、弟子達が食べ物を求めて町まで出かけていったことが記されています。時は正午頃とあります。この時間帯は暑くて普通の人は水を汲みに来る時間ではありません。このサマリヤの女は誰とも顔をあわせたくない事情をもっており、あとで、そのことが明らかになります。