枯れたいちじく

 翌朝早く一行は再び「いちじくの木」を見ましたが、根元から枯れていました。このことは、神様の救いの時に信仰の実を示さなかった者の行く末が「滅び」であることを示しているように思います。或いは逆に、こうも言えるでしょう。「御言葉や御心」に従って進まれるイエス様の、この世に打ち立てた主権こそが、本当に凄いものである、と。その主権の大きさについてイエス様は、神様の力を少しも疑わず信じることが出来れば「信仰によって山を動かす」ことも可能であると証ししています。