はじめに

先週のしゅろの日曜日から始まった一週間を、私達はイエス様の苦しみに共にあずかる受難週として過ごしました。

伝道所では、受難週黙想会(月−金)を通して、イエス様の「告別の説教」や、イエス様が「弟子達の足を洗い」、「最後の晩餐」を経て、「ゲッセマネの園で祈り」、その後ユダに案内されてやってきた兵士や千人隊長、およびユダヤ人の下役達によって「捕えられ」、大祭司の「尋問」を受け、更に総督ピラトによる「裁判」を受けたこと、イエス様が無実であることを知っていたピラトは、最後までイエス様を釈放しようと努めましたが、ユダヤ人による「殺せ、殺せ、十字架につけよ」との、暴動にまで発展しそうな怒号の前に、ついに「死刑を許可」したこと、そして金曜日、イエス様は「十字架につけられた」こと、昼の12時ごろになると全地は暗くなり、それが3時まで続き、3時にイエス様は大声で「すべて成し遂げられた」と叫ばれ、「息を引き取られたこと」を、共に心に覚えました。