信仰者に約束された「命」

このような命は、イエス・キリストを信じる信仰を持った者に神が約束された命なのです。この「新生」と言うことは、基本的には「霊の変貌」ですが、その結果ははっきりしています。そしてそれは多く、我々の住むこの世界に属することです。イエス・キリストを信じる信仰によって、我々は神の国に入ります。「永遠の命」も受けますが、この「新生」は、今、始まります。


神の国は、この地上の国ではありません。霊の国であって、イエス・キリストが支配する国です。それは、根本的に異なる国です。そこでは、キリストを信じる全ての者は、神と人とに仕える自己犠牲の愛の命を生きるように求められます。このような命が可能なのは、キリストを信じる者の命の中に、聖霊が常に変わらず存在しているからです。


神の国は、私達が住んでいるこの現在の社会を去るということとは関係ない事柄です。それとは全く反対に、神は、私達に、キリストの代表としてこの世にキリストの愛のわざを進めるように求めます。