愛の実践

そうはいっても、手遅れだと思う人がいるかもしれませんが、しかし、そんなことはない。神から愛が私達に与えられているから、私達は人を愛することが出来るし、神を愛することができるのだ。すなわち、神から愛が与えられるからこそ私達は愛を知り、愛を実践することが出来るのだ。この愛を、イエス・キリストも、パウロも、ペスタロッチも、偉大なものとして私達に語り聞かせてくれているのです。
ここまでいろいろ教えられるとするならば、私達は自問自答したくなります。「信仰者は何を大事にして生きたら良いのか?」
それは、「愛」、のひとことに尽きるでしょう。
信仰者の集まりである教会は、何を第一として歩むべきか。
それも又、「愛」であります。
 それを実践し得る。ある意味で、この世に於いて、まことの愛を実践し得る。それは、「神の愛を知っているわたしたちキリスト者」である、といっても過言ではありませんし、それは、教会の大きな働きの礎(いしずえ)だということを覚えたいと思います。