弟子達への継承

イエス・キリストと律法学者の問答を要約するならば、主を愛しなさい。神様の言葉から離れないでいなさい、そして隣人を愛しなさい、自分のように愛しなさい、ということになります。これが大事な掟なんだ、ということを言ったのです。そのことは、イエス・キリストと律法学者との問答だけではなくて、イエス・キリストの教えとして弟子達にも継承されました。しかもイエス・キリストの弟子達は、「イエス・キリストの十字架」をやがて目撃していきます。愛するということは、命がけの生き方になっていくのであります。
特にパウロは、主を愛すること、隣人を愛することについて、コリントのキリスト者達に、手紙の中でそのことをくわしく具体的に論じたのです。