人間の肉体をとって世に来られたイエス様

主の埋葬には様々な人物が関わりましたが、最も思い起こすべき御方は、私達の救い主イエス・キリストです。イエス様は、神の御子でありながら、へりくだって人間として歩まれたことに感謝したいと存じます。ご誕生の時も旅先の家畜小屋の飼葉桶に寝かされる惨めな状況でしたし、宣教活動中も多くの困難に苦しめられましたし、最後は十字架で死刑になって亡骸を人間に晒して葬ってもらい、その後に暗い墓に入るという悲惨なものでした。しかし、イエス様が人間の肉体を持って過ごされて本当に悲惨な経験をされたが故に、同じように肉体を持ってこの世に生きている私達人間の本当の「救い主」の役目を全うされるようになったのです。主の十字架と、その先の復活こそ、私達の希望です。