受難週

エルサレム入城後、イエス様はユダヤ教の指導者達から遣わされた人々によって捕えられ、ユダヤの最高議会で裁かれて死刑が宣告され、更に、ローマ帝国からの許可をとるためユダヤ総督ピラトのもとに送られ、死刑が確定し、わずか6日後の金曜日に十字架刑で殺されました。
今日から始まる受難週を、特に、イエス様のご生涯に深く心を向けて、過ごしたいと思います。私達は、受難週に入ったことを知らされても日常の忙しさに追われると、つい忘れがちです。イエス様のご受難を覚える為の、自分に合った「時の過ごし方」を持てたら良いと思います。(余談ですが、私の父は受難週には朝食をとりませんでした。断食は、旧約聖書では悲しみを表す他、特に懺悔の気持の表われとしてなされ、イエス様の時代も行われておりました)。