2007-05-13から1日間の記事一覧

神の国

イエス様がおられるところは神の国です。神様の恵みが、愛が、満ちている所です。イエス様から食事の世話を命じられた弟子達は「ここには・・しかない」としか答えられませんでした。天から降ったマナの話を知っていたことは役立ちませんでした。ところが「…

天を仰ぎ・賛美の祈りを唱え・パンを裂き・弟子達に渡す」(19節)

この言葉は、最後の晩餐のイエス様の言葉と同じです。或いは又、この情景は、神様の食卓に招かれ、神様の言葉をいただき、神様の恵みにあずかる毎週の礼拝の姿であるとも言われます。さらに、群衆の全ての人が食べ、満腹し、残ったパン屑が12の篭に一杯にな…

「ここにはパン五つと魚2匹しかありません」(17節)

イエス様は弟子に「それしか持っていない」というそのすべてを持って来させました。そして群衆を草の上に座らせ、五つのパンと二匹の魚をとり、天を仰ぎ、賛美の祈りを唱えました。それからパンを裂き、それを弟子達に渡されました。弟子達はパンを受け取る…

「あなたがたが与えなさい」(16節)

追ってきた群衆は、女と子供を別にして五千人おりました(21節)。時は過ぎ夕方になりました。食糧を買いに行くには村まで時間がかかります。そこで弟子達はイエス様の所に来て、群衆を解散させるようにお願いしました。この時イエス様は、群衆を空腹のまま…

「歩いて後を追った」(13節)

群衆は、イエス様に会いたくて歩いてその後を追いました。そして病人はいやされました(14節)。

一人になる

ヨハネの死は、イエス様ご自身の受難が近づいてきているしるしでもあります。神様からの使命を果たしながら、近い将来迎えるその時まで、イエス様は働き続けていかれます。その根底を支えるのが、人から離れ、一人になって祈ることでした。 私達は日常生活の…

「イエスはこれを聞くと」(13節)

これ、とは、すぐ前のヨハネの弟子からの報告(ヨハネが殺されたこと)と考えられます。預言者ヨハネの死は予測されていたとはいえ、ある日突然に(殺したヘロデ王でさえ、考えてもいなかった)起こりました。ヨハネの死を聞いたイエス様は「一人 人里離れた…

はじめに

本日の聖書には二つのことが書かれています。一つは、イエス様は人里離れた所に行かれた後、ついてきた群衆を深く憐れみ病人を癒された話。もう一つは、五つのパンと二匹の魚で五千人が満腹した話です。

 14章13−21節

13 イエスはこれを聞くと、舟に乗ってそこを去り、ひとり人里離れた所に退かれた。しかし、群衆はそのことを聞き、方々の町から歩いて後を追った。14 イエスは舟から上がり、大勢の群衆を見て深く憐れみ、その中の病人をいやされた。15 夕暮れになった…