2010-09-01から1ヶ月間の記事一覧

御言葉には「造り上げる力」がある

そしてパウロは、「今、神とその恵みの言葉とにあなたがたをゆだねます。この言葉は、あなたがたを造り上げ、聖なる者とされたすべての人々と共に恵みを受け継がせることが出来るのです。」と語りました。 神様の恵みの言葉、神の言葉はキリスト者を造り上げ…

教会とは

教会は「神が御子の血によってご自分のものとなさった神の教会」(28節)です。イエス様が私達の罪のために十字架で流して下さった血によって、私達は神様から赦され、聖められて、神の子とされ、教会の群の一員とされました。ところがパウロが去った後、教…

パウロの任務

パウロは、自分の任務は「主イエスからいただいた、神の恵みの福音を力強く証しする」ことだと語り、この任務を果たし続ける為に、聖霊に促されて、投獄と苦難が待っているエルサレムに行くと話します。パウロは、自分に与えられた道を走り通すことが出来る…

パウロが語った二つのこと

さらにパウロは、自分は教会に役に立つこと、有益なことは、公衆の面前でも方々の家でも、一つ残らず伝え教えてきたと語ります。その内容についてパウロは、「神に対する悔い改め」と「私達の主イエスに対する信仰」の二つを取り上げています。神を信じると…

はじめに

今日の聖書は、パウロがエフェソの教会のリーダー達に別れを告げるに際し、あたかも遺言を残すように語る場面です。パウロはまず、自分がこれまでどのように生きてきたかを思い起こしてもらいたいと語り始めます。第一に「自分を全く取るに足りない者」と思…

20章17−38節

17 パウロはミレトスからエフェソに人をやって、教会の長老たちを呼び寄せた。18 長老たちが集まって来たとき、パウロはこう話した。「アジア州に来た最初の日以来、わたしがあなたがたと共にどのように過ごしてきたかは、よくご存じです。19 すなわち…

33章1−9節

1 主の言葉がわたしに臨んだ。2 「人の子よ、あなたの同胞に語りかけ、彼らに言いなさい。わたしがある国に向かって剣を送るとき、その国の民は彼らの中から一人の人を選んで見張りとする。3 彼は剣が国に向かって臨むのを見ると、角笛を吹き鳴らして民に…

神の民としてふさわしく生きよう

かつて、罪に支配されて生きていた時の自分と比べて、今現在の自分は、主の住みたもう「宮」となっているのか、又、自分の欲中心ではなく、御霊によって新たに造り変えられて、「神の国の民」としてふさわしい生き方をしているのだろうか・・など、自分自身…

キリスト者は新しいイスラエル

このように、イエス様の十字架と復活による贖いの結果、私達異邦人も、イエス様の名によって神様から子供として、御国の民として認められるようになりました。かつてのユダヤ人・異邦人の区別はなくなり、全人類が神様からの救いにあずかる道が開かれました…

全人類の救いのために

ロマ書11章に「一部のイスラエル人がかたくなになったのは、異邦人全体が救いに達するまでであり、こうして全イスラエルが救われるということです。…神はすべての人を不従順の状態に閉じ込められましたが、それは、すべての人を憐れむためだったのです」(25…

ユダヤ人と異邦人

イエス様が地上から去られた後の弟子達による宣教の歩みが、使徒言行録に記されています。それによりますと、多くのユダヤ人達はイエス様の十字架による死や復活につまずき、イエス様が罪の支配下に置かれている人間を救う為に神様から遣わされた救い主であ…

はじめに

今日の聖書は、イエス様がティルスという地方に来られたところから始まります。ここで、「異邦人の女」がイエス様の足元にひれ伏し、必死の思いで娘にとりついた悪霊を追い出すよう依頼します。しかしイエス様は、「まず、子供達に十分食べさせなければなら…

7章24−30節

24 イエスはそこを立ち去って、ティルスの地方に行かれた。ある家に入り、だれにも知られたくないと思っておられたが、人々に気づかれてしまった。25 汚れた霊に取りつかれた幼い娘を持つ女が、すぐにイエスのことを聞きつけ、来てその足もとにひれ伏し…

56章6−8

6 また、主のもとに集って来た異邦人が/主に仕え、主の名を愛し、その僕となり/安息日を守り、それを汚すことなく/わたしの契約を固く守るなら7 わたしは彼らを聖なるわたしの山に導き/わたしの祈りの家の喜びの祝いに/連なることを許す。彼らが焼き…

パウロの一人旅

この後、パウロは一人、徒歩でアソスに向かいました。神様と向き合う静かな時を必要としたのでしょう。とどまることのない、疲れを知らないパウロの伝道は、「生きるとすれば主の為に生き、死ぬとすれば主の為に死ぬ」(ロマ14:8)彼の信仰からくるものです…

私達の信仰

私達はパウロのように、自分の全存在をかけて、もし可能なら夜中迄、明け方までも、愛する家族に友人に、神に対する悔い改めとイエス・キリストに対する信仰を語り伝えたいと願っているでしょうか。或いは又、パウロの話に熱心に耳を傾ける群れの一員として…

パウロの話の内容

パウロはそんなに真剣に、眠ることも忘れて、何を語ったのでしょうか。 この後、エフェソの教会の長老を集めてこのように語る場面があります。「役に立つことは一つ残らず、公衆の面前でも方々の家でも、あなた方に伝え、また教えてきました。神に対する悔い…

「騒ぐな。まだ生きている。」

パウロ達一行はトロアスで一週間滞在します。出発の前日の日曜日に聖餐式を行う為、キリスト者達が集まりました。階上の部屋には沢山の灯火がともされ、そこで、パウロの説教が夜中まで続きました。出窓に腰かけて聞いていたエウティコという青年は、説教の…

はじめに

パウロは、エフェソの町のキリスト者達に別れを告げた後、海を渡り、マケドニア州に向かい、信仰者達を励ましながらギリシャにやってきました。ここで3カ月を過ごし、この期間の多くを実際はコリントの町で過ごしたと考えられています(この時パウロはロマ書…

20章1ー16節

1 この騒動が収まった後、パウロは弟子たちを呼び集めて励まし、別れを告げてからマケドニア州へと出発した。2 そして、この地方を巡り歩き、言葉を尽くして人々を励ましながら、ギリシアに来て、3 そこで三か月を過ごした。パウロは、シリア州に向かって…

78編1ー8節

1 わたしの民よ、わたしの教えを聞き/わたしの口の言葉に耳を傾けよ。2 わたしは口を開いて箴言を/いにしえからの言い伝えを告げよう3 わたしたちが聞いて悟ったこと/先祖がわたしたちに語り伝えたことを。4 子孫に隠さず、後の世代に語り継ごう/主…

「手で造ったものは神ではない」

騒動のきっかけとなった「手で造ったものなどは神ではない」という言葉は真実です。それは詩編115篇でも、又イザヤ書44章にも記されている通りです。遠いエフェソに限らず、この日本でも手で造った神が溢れています。神社仏閣の近辺では、偶像やお守りを造り…

パウロを助けた二人

パウロは捕えられた仲間のために、野外劇場の中に入っていこうとしましたが、町の高官で、パウロの友人達が、パウロのその行為を止めました。この混乱する集会を治めたのは町の書記官でした。彼は人々を、「エフェソの町がアルテミスの女神と神殿の守り役で…

ただならぬ騒動

エフェソの町には、あらゆる命あるものの養母とされている女神アルテミスや、女神が祭られている大きな神殿(縦横が120mと70m、高さ19mの、128本の柱に囲まれている神殿)がありました。そのエフェソの町で、パウロは「手で造ったものなどは神ではない」(26…

はじめに

今日の箇所は、パウロの最後(三回目)の伝道旅行中に、エフェソの町で起こった出来事が記されています。この出来事を学ぶ前に、21節の言葉に注目したいと思います。「このようなことがあった後、パウロは、マケドニア州とアカイア州を通りエルサレムに行こ…

19章21−40節

21 このようなことがあった後、パウロは、マケドニア州とアカイア州を通りエルサレムに行こうと決心し、「わたしはそこへ行った後、ローマも見なくてはならない」と言った。22 そして、自分に仕えている者の中から、テモテとエラストの二人をマケドニア…

115編1−8節

1 わたしたちではなく、主よ/わたしたちではなく/あなたの御名こそ、栄え輝きますように/あなたの慈しみとまことによって。2 なぜ国々は言うのか/「彼らの神はどこにいる」と。3 わたしたちの神は天にいまし/御旨のままにすべてを行われる。4 国々…