教会とは

 教会は「神が御子の血によってご自分のものとなさった神の教会」(28節)です。イエス様が私達の罪のために十字架で流して下さった血によって、私達は神様から赦され、聖められて、神の子とされ、教会の群の一員とされました。ところがパウロが去った後、教会には外から偽りの教えが入り込んだり、内部から邪説を唱えてキリスト者を惑わす者が出るなど、誘惑や困難に襲われる出来事が起こることを、パウロは予見していましたので、それらの誘惑や試練から守られる為にも、パウロは、これまで一人ひとりに夜も昼も涙を流して教えてきたことを絶えず思い起こして「目を覚ましていなさい」と警告します。