2013-10-01から1ヶ月間の記事一覧
「愛することのない者は神を知りません。神は愛(アガペイ)だからです。神は、独り子を世にお遣わしになりました。その方によって、わたしたちが生きるようになるためです。ここに、神の愛がわたしたちの内に示されました。わたしたちが神を愛したのではな…
ルターは、ゲッセマネでキリストが、「死ぬばかりに悲しい」(マタイ26:38)と、苦しみもだえて祈られた(ルカ22:44)祈りの中で、キリストは、私達が不条理だと思っていることを、私達に代わって涙を流されていると、言いました。人間の無理解、人間の苦…
今朝、招きの言葉「わたしが来たのは、正しい人を招くためではなく、罪人を招くためである。」(マタイ福音書9:13)を読んでいただきましたが、この言葉も重要なキリストにおける「神の愛」の表現だと思います。その神の愛について、学んでみたいと思います…
討論の中で、ルターは、「人は、信仰のみによって罪が赦される。信仰は、神の恵みによって与えられる。『誰も、聖霊によらなければ、信じることは出来ない』(第一コリント12:3)」と語りました。 「信仰義認」とは、キリストを信じ、キリストに信頼するこ…
私達の教会は、プロテスタント教会です。カトリック教会は、ローマ教皇を立てて出来た教会ですが、プロテスタント教会というのは、当時の堕落したカトリック教会から離れて、「聖書に帰った」キリスト教であるということが出来ます。プロテスタント教会は、…
宗教改革記念礼拝
感謝すべきことは、扉はまだ閉められていないということです。「今や、恵みの時」とは第二コリント書の言葉です(6:2)。イエス様は、世の思い煩いや富への誘惑、困難や試練などが、私達に予備の油を忘れさせる要因として、種まきの譬え(13章)で教えてお…
イエス様は、「だから目を覚ましていなさい」(13節)と言われます。 ここでは、ともし火を灯し続ける用意の出来ている状態を「目覚めている」と言われます。私達は神様を信じイエス様を信じて、聖書に書いてある通り、イエス様が再び来られることを信じて待…
愚かな、思慮が浅いおとめ達は、ランプには燃やす油が不可欠であることを忘れている人達のことです。自分達のランプの油が消えかかって、はじめてことの重大さに気付き、あわてて予備の油を用意していた思慮深いおとめ達に助けを求めました。が、断られてい…
この譬え話は天の国の譬えです(1節)。花婿とはイエス・キリストのことです。10人のおとめ達は、私達のことです。信じる者はすべて天の国に入れると考えている者達に、イエス様は入ることが出来る「賢い、思慮深い者」と、入ることの出来ない「愚かな、思慮…
このたとえ話は、花嫁に付き添う10人のおとめ達に光をあてています。10人共、自分達は祝宴に招かれて出席出来ることを信じて疑わなかった人達です。しかしこの内の5人のおとめは、祝宴の喜びに加わることは出来ませんでした。花婿の到着が遅れたことにより、…
ユダヤの結婚式は、この時代、夜から始まっていたということで、花嫁は友人達と自宅で待機し、花婿が迎えに来るのを待ちます。花婿が花嫁の自宅近くまで来ると、花婿の友人達が先触れとして、花婿がきたことを大きな声で触れ廻ります。その声を聞き、花嫁の…
イエス様の十字架への道は、確かに神様の示された「苦難の僕としての救い主」でしたが、それはいかに苛酷であり孤独であり耐えがたく、無念であったことでしょう。私達信仰者も、信仰ゆえに理解されず、考え方の違いで責められることがあります。黙って耐え…
イエス様を正しく理解できなかったのは異邦人だけではありません。イスラエル民族が待望する「メシア=救い主」は、外国人支配から自分達を解放する政治的な強い「王」を期待しましたから、イエス様を「メシア」として受け入れることは出来ませんでした。イ…
ピラトは、この世の考え方で、イエス様を「ユダヤ人の王なのか」と聞きましたが、律法や神の御心を考えないで生きる異邦人と、神を信じるイスラエルの民の土台が違います。「それはあなたの言っていることです」。これがイエス様の返答です。異邦人ピラトの…
イエス様は、神様が選んだイスラエル民族の「救い主」として、この世に来られました。イエス様は神の御子であり、神の国の「王」であられますが、異邦人が言う「王」とは全く違います。異邦人が理解するには難しいすれ違いです。(参照:ヨハネ18:36「わた…
ピラトのイエス様に対する質問は、「お前がユダヤ人の王なのか」です。異邦人であるピラトにとっては、おそらく最大の関心事である「権力を握る」こと、つまり「王となる」意思がイエス様にあるかどうかが気になります。今、イエス様が、ローマ帝国の支配を…
私達は礼拝で毎週、「使徒信条」の中で「…主は聖霊によりてやどり、処女マリアより生れ、ポンテオ・ピラトのもとに苦しみを受け、十字架につけられ…」と告白します。ピラトはローマから派遣された第5代ユダヤ総督として、その在任はAD26年から36年迄との記…
ユダヤの最高決議機関である最高法院が、イエス様の死刑を決議したのは真夜中であり、しかも大祭司の私邸で行われたもので、「公的」とは言い難いものでした。そこで議員達は、夜明けとともに最高法院を公的に開いて、捕まえたイエス様を確実に死刑にすべく…
さらに私達は神様から多くのものを与えられています。命を始めとして、命を宿す肉体、肉体を管理する能力、体力、知力、特技、長所、さらには家族、友人、知人との出会い、仕事などの収入の道など、どれ一つとっても、それらはすべて神様が下さったもの、或…
イエス様は、このあと続いて「神のものは神に返しなさい」と求められました。神のものとは神様から与えられたものです。それは、旧約時代に預言者を通して与えられた「神様の言葉・律法」です。神様から与えられた御言葉と律法は、私たちを神と人への奉仕へ…
これがイエス様の答えです。ローマ皇帝の要求が、税金というお金にかかわることだけならば、納税で自分の良心を苦しめる必要はなく、そこに納め、返せばよいのです。納税は、信仰の本質にかかわるものではないのです。
今日の聖書には、ファリサイ派の人々がイエス様をわなにかける相談をして、ヘロデ派と手を組んで、一つの質問をしたことが記されています。質問とは、「皇帝に税金を納めるのは、律法に適っているか?」です。 どちらの答えをしても困るように仕組まれていま…
今日は10月の第一日曜日で「世界宣教の日」です。私は毎年この日が来ると、日本におられる外国人宣教師の方々や、海外に派遣されている宣教師の方々を思い起こします。又、先月には思いがけなく私達の伝道所にもウェイド宣教師が来て下さいました。アメリカ…