2010-01-01から1年間の記事一覧

私達の信仰生活

私達は、主の恵みによって、神の御子イエス様の福音を知り、信じ、従おうとする生活をしています。自分だけの考え、自分だけの力だけで、生きようと苦しんでいたことから解放されました。自分の身の上に起きていることも、神様の御計らいの一つなのだと落ち…

心に納める

しかしイエス様の母マリアは、羊飼い達の話を聞いて「その出来事をすべて心に納めて、思い巡らしていた。」とあります。「心に納める」の元々の言葉は「完全に保存する」という意味です。英語では、「treasure」と宝物のように大切に保存するという意味を含…

証しとそれを聞いた反応

この御子誕生という素晴らしい出来事(ルカ2:8−14)の証人に選ばれたのは、当時、最も卑しい職業とされていた羊飼い達です。この不思議な出来事を見過ごさず「主が知らせて下さったことは必ず実現する」という信仰を持って、ベツレヘムのイエス様のもとへ…

預言者と、神の御子

洗礼者ヨハネとイエス様の役割はどうでしょうか。父親ザカリアの賛歌に「幼子(ヨハネ)よ、お前は、いと高き方の預言者と呼ばれる。」(1:76)と、あくまで人間です。しかしイエス様は神の御子です。天上で(神様の下で)讃美礼拝をしていると考えられてい…

はじめに

今日は、降誕節第1主日です。主の誕生の喜びを再び思い起こし、主のご降誕物語をルカによる福音書から共に聴きたいと思います。ルカ福音書では、洗礼者ヨハネと神の御子イエス様の誕生が対比されて書かれています。一つは、天使による「誕生」のお告げにお…

2章13−21節

13 すると、突然、この天使に天の大軍が加わり、神を賛美して言った。14 「いと高きところには栄光、神にあれ、/地には平和、御心に適う人にあれ。」15 天使たちが離れて天に去ったとき、羊飼いたちは、「さあ、ベツレヘムへ行こう。主が知らせてくだ…

3章1−6節

1 わが子よ、わたしの教えを忘れるな。わたしの戒めを心に納めよ。2 そうすれば、命の年月、生涯の日々は増し/平和が与えられるであろう。3 慈しみとまことがあなたを離れないようにせよ。それらを首に結び/心の中の板に書き記すがよい。4 そうすれば…

クリスマス

クリスマスは、イエス様が「私のため」にこの地上に来て下さった日です。私達と神様との間に平和をもたらす為に、闇から光の世界に招く為に、来て下さったイエス様を、ご一緒に心からお迎え致しましょう!

「私が来たのは正しい人を招く為ではなく、罪人を招く為である。」

ファリサイ派の人々に対してイエス様は、ご自分がこの世界に来られた目的を話されました。イエス様は、「自分は正しい」と考えている人々の所にはおいでになりません。医者が「自分は健康だ」と言う人達を無理やり治療しないのと同じです。しかし、自分は罪…

徴税人を選ぶ

イエス様の徴税人マタイへの呼びかけは、イエス様がその人の過去を問わないということが明らかになりました。そして御命令はただ一言、「わたしに従いなさい。」です。このあとイエス様と弟子達は、多くの徴税人や罪人たちと食事を共にいたしました。このこ…

「わたしに従いなさい」

イエス様はなぜマタイに目をとめられたのでしょうか。12節に「イエスはこれを聞いて言われた。『医者を必要とするのは、丈夫な人ではなく病人である。』」とあります。これによれば、イエス様はマタイが病人であり、医者を必要としていることを見抜かれた、…

徴税人

今日の聖書には、「徴税人」が登場します。当時の社会では、住民から取り立てる税額が徴税人の裁量に委ねられていたので、過酷な課税となることが多く、徴税人は民衆からは嫌われていました。さらに徴税人はこの仕事を、ローマという異教の神々を信じる外国…

はじめに

クリスマスおめでとうございます。クリスマスは、なぜおめでたいのでしょうか。それはイエス様が生れた日だからです。全世界の全ての人間、過去に生れてきた人も今いる人も、これから生れて来る人も含めて、全ての人間の為に、神の御子イエス様が生まれてこ…

9章9−13節

9 イエスはそこをたち、通りがかりに、マタイという人が収税所に座っているのを見かけて、「わたしに従いなさい」と言われた。彼は立ち上がってイエスに従った。10 イエスがその家で食事をしておられたときのことである。徴税人や罪人も大勢やって来て、…

35章1−10節

1 荒れ野よ、荒れ地よ、喜び躍れ/砂漠よ、喜び、花を咲かせよ/野ばらの花を一面に咲かせよ。2 花を咲かせ/大いに喜んで、声をあげよ。砂漠はレバノンの栄光を与えられ/カルメルとシャロンの輝きに飾られる。人々は主の栄光と我らの神の輝きを見る。3 …

メシアのしるし

信じる者の世界は、このベツレヘムの夜の出来事に似ています。見えるところでは華々しいものは何もなく、貧しさしかありません。しかし、天では主の使いが、「布にくるまり、飼い葉桶に寝ている乳飲み子こそメシアのしるし」と告げ、神様の栄光を称えていま…

神様と平和の関係におかれる

救い主誕生の約束の実現は、私達の住むこの世界に大いなる喜びをもたらしました。この喜びは、イスラエルの民を超えて、主イエスを神の子と信じる全世界の全ての人に与えられた喜びです。救い主は、神様から遠く離れていた私達を、再び神様につなげて下さる…

この世の価値観とは関係のないところで・・

人々が、自分のことで精一杯で、疲れて眠っていたその夜に、イエス・キリストはお生まれになりました。実はここに大きな意味が隠されています。神の御子はこの地上での価値観とは一切関係のないところで、すなわち、富も名誉も権力もいっさいなく、ただ神様…

ナザレからベツレヘムへ

聖書の後ろにある地図6を見ますと、ガリラヤ湖の左にナザレがあり、ヨセフの出身地であったベツレヘムは死海の左側にあります。その距離は120キロといわれますが、当時の旅は乗り物と言えばロバでしょうから、ロバがあったとしても、身重のマリアにとって、…

はじめに

本日読んでいただいた聖書の箇所は、イエス・キリストの誕生に際して起こった出来ごとが記されています。聖書によれば、この年、人口調査が行われて、人々は自分の出身地に戻り、住民登録をしなければなりませんでした。 (エジプトで発掘された戸籍調査の記…

2章1−12節

1 そのころ、皇帝アウグストゥスから全領土の住民に、登録をせよとの勅令が出た。2 これは、キリニウスがシリア州の総督であったときに行われた最初の住民登録である。3 人々は皆、登録するためにおのおの自分の町へ旅立った。4 ヨセフもダビデの家に属…

7章14節

14 それゆえ、わたしの主が御自ら/あなたたちにしるしを与えられる。見よ、おとめが身ごもって、男の子を産み/その名をインマヌエルと呼ぶ。

世に勝つ者は誰か

3節に「神を愛するとは、神の掟を守ることです。神の掟は難しいものではありません」とあります。なぜなら神から生まれた者は本質的に、この世にすでに打ち勝たれた主イエスへの信仰を通して、この世に打ち勝っているからです。神の掟(互いに愛し合う)は、…

神から生まれる

今日の聖書に「イエスを救い主と信じる人は皆、神から生まれた者」とあります。母の胎内から生まれた者が、今度は神から生まれるのです。それは上からの誕生です。神から生まれるとは「神様を父として」生を受ける、命を受けると言うことです。神から生まれ…

御言葉は食物、祈りは呼吸

信仰を与えられた者は、「キリストの本当の弟子になりたい。本当の弟子としてふさわしく自分を作り上げて下さい」との祈りが始まります。毎日御言葉を読む時、聖霊の働きと共に魂に栄養が与えられ、毎日祈ることによって、聖霊の働きと共に魂に新鮮な酸素が…

本当の弟子

教団の教会として承認されるための提出書類の中で、私は以下のように書きました。 「『 私の言葉にとどまるならば、あなたたちは本当に私の弟子である。』 (ヨハネ8:31)。教会は「本当の弟子」となる道へと招かれている者を支え、導き、助言する役割を担…

はじめに

本日の礼拝は、礼拝開始満8周年の感謝の礼拝でもあります。教会の誕生には、教会が主体となって生み出す形や、個人(信徒)が家庭集会を開き、それが土台となって出来る形、さらには東北各地で見られるように、宣教師の伝道の結果生まれた教会も多くありま…

5章1−5節

1 イエスがメシアであると信じる人は皆、神から生まれた者です。そして、生んでくださった方を愛する人は皆、その方から生まれた者をも愛します。2 このことから明らかなように、わたしたちが神を愛し、その掟を守るときはいつも、神の子供たちを愛します…

22章15−18節

15 主の御使いは、再び天からアブラハムに呼びかけた。16 御使いは言った。「わたしは自らにかけて誓う、と主は言われる。あなたがこの事を行い、自分の独り子である息子すら惜しまなかったので、17 あなたを豊かに祝福し、あなたの子孫を天の星のよう…

アドヴェント

アドヴェントは、主の来臨を待ち望む心の「準備の時」ですが、「悔い改めの時」でもあります。神様は独り子イエス様の「十字架の死」という犠牲を払い、人間が罪からあがなわれて永遠の命を与えるにふさわしい者となるよう求めておられます。へりくだって十…