2010-02-01から1ヶ月間の記事一覧

「・・その家にとどまりなさい」

ある家に入ったら、そこにとどまるように命じられています。宣教が予想したほどすすまない時、何らかの理由をつけて場所を変えるならば、宣教活動に本腰が入らないからでしょう。とどまるということは宣教の拠点を置く(私達でいえば教会)ことです。その一…

「パンも、袋も、帯の中に金も持たず・・」

イエス様は派遣にあたり、悪魔の支配するこの世の力(物質)に縛られないため、食べ物やお金などを持たないよう命じられました。神の国を告げ知らせる者は、徹底してこの世のものに支配されることを排除するようイエス様は求められたのです。持つことを許さ…

二人一組での宣教

付近の村を宣教された後、イエス様は12人の弟子達をご自分の代理として派遣されました。弟子達は二人ずつ一組で,イエス様の権能を授けられ、各地に行って働くことを求められたのです。その働きとは、人々を悔い改めさせ、神の国のすばらしさを知らせることで…

「預言者が敬われないのは、自分の故郷、親戚や家族の間だけである。」

この言葉は他の文献にもあるそうで、当時の常識だったのでしょう。故郷での人々については実りが少ないことも予想されながら、それでも故郷の人々にも悔い改めを得させ,「神の国」の訪れを知ってほしいとのイエス様の愛による帰郷だったのではないでしょうか…

はじめに

イエス様は故郷に帰られました。故郷を訪れたのは、人々に悔い改めを勧め、「神の国」の到来を告げる為でした。故郷でのイエス様の宣教は、神様の権威をそのまま映したような教えであった為、人々は驚きました。ところが人々は、先ず、イエス様の学びの経歴…

 6章1−13節

1 イエスはそこを去って故郷にお帰りになったが、弟子たちも従った。2 安息日になったので、イエスは会堂で教え始められた。多くの人々はそれを聞いて、驚いて言った。「この人は、このようなことをどこから得たのだろう。この人が授かった知恵と、その手…

 23章5−6節

5 見よ、このような日が来る、と主は言われる。わたしはダビデのために正しい若枝を起こす。王は治め、栄え/この国に正義と恵みの業を行う。6 彼の代にユダは救われ/イスラエルは安らかに住む。彼の名は、「主は我らの救い」と呼ばれる。

主を頼みとする

次にパウロとバルナバは、約140キロも離れたイコニオンの町で伝道します。ここでも大勢のユダヤ人やギリシャ人が信じましたが、その一方で信じようとしないユダヤ人による扇動が起こり、二人に悪意を抱かせる妨害行為を受けました。しかし3節に、「それでも…

真の勝利者

見えるところでは、パウロ達はユダヤ人達に負けました。しかし使徒言行録13章の終りには、「他方、弟子達は喜びと聖霊に満たされていた」とあります。弟子達とは、パウロとバルナバの伝道によって新たに救われた異邦人達のことです。すなわちこの地には、新…

扇動

扇動とは人の気持をあおりたてて、ある行為をするようにそそのかすことです。イエス様が総督ピラトの裁判を受けていた時も、イエス様が無実であることを知ったピラトは、イエス様を助けようと恩赦の制度を持ちだしましたが、祭司長や長老達に扇動された群衆…

追い出した理由

パウロとバルナバが町から追われたのは、二人の語るイエス・キリストの福音が、町中の人々の関心を集めて、多くの人々が二人のもとに集まってきたことがユダヤ人のねたみを買ったからでした。ねたみの感情がどれ程人間にとってコントロールがむつかしいか、…

はじめに

今日の聖書は、使徒パウロとバルナバが、ピシディアのアンティオキアの町で伝道した結果、多くの人々がパウロの語るイエス・キリストの福音を信じて受け入れましたが、パウロ達にねたみを抱いたユダヤ人達が、パウロ達を町から追い出した、その後の活動が記…

 14章1−7節

1 イコニオンでも同じように、パウロとバルナバはユダヤ人の会堂に入って話をしたが、その結果、大勢のユダヤ人やギリシア人が信仰に入った。2 ところが、信じようとしないユダヤ人たちは、異邦人を扇動し、兄弟たちに対して悪意を抱かせた。3 それでも、…

 119編57−64節

57 主はわたしに与えられた分です。御言葉を守ることを約束します。58 御顔が和らぐのを心を尽くして願い求めます。仰せのとおり、わたしを憐れんでください。59 わたしは自分の道を思い返し/立ち帰ってあなたの定めに足を向けます。60 わたしはた…

永遠の命を得ない者

ここに登場したユダヤ人は、なぜ「永遠の命を得ない」道を選んだのでしょうか。彼らは、律法を守ることこそが永遠の命を得る条件であり、自分達は律法を行っている者であると自負していました。パウロが語る「人は律法を行い得ず、それゆえにイエス・キリス…

永遠の命を得る者

私達は毎週、ざんげの祈りの後に、赦しのことばを聞きます。それはヨハネ福音書3章16節「神は、その独り子をお与えになったほどに、世を愛された。独り子を信じる者が一人も滅びないで、永遠の命を得るためである。」の御言葉です。又、4章には「この水を飲…

二つの道の選択とその結果

それまで神様の救いや恵みから遠く離されていた異邦人達は、自分達にも福音が訪れたことを知り、喜びと讃美につつまれます。他方、ねたみを抱いたユダヤ人達は、ますます激しくパウロ達に敵意を抱き、町の有力な人々を巻き込んで迫害し、二人を町から追い出…

選民ユダヤ人は退けられる

パウロは彼らに対して、「神様の言葉はまずユダヤ人に語られ、救いはユダヤ人から始まることになっていたのに、あなた方は私が伝える神様の言葉を聞こうとはしない。あなた方は、みずから聞くことを拒んでいる。神様の言葉を聞いて信じる者は、永遠の命を与…

はじめに

アンティオケのユダヤ教の会堂で、次の安息日にも同じ話をして欲しいと頼まれたパウロとバルナバは、再び福音を宣べ伝えようと会堂を訪れます。この日、パウロとバルナバの話を聞こうと、町のほとんどの人々が集まってきました。この群衆を見た時、ユダヤ教…

 13章42−52節

42 パウロとバルナバが会堂を出るとき、人々は次の安息日にも同じことを話してくれるようにと頼んだ。43 集会が終わってからも、多くのユダヤ人と神をあがめる改宗者とがついて来たので、二人は彼らと語り合い、神の恵みの下に生き続けるように勧めた。…

 42章5−9節

5 主である神はこう言われる。神は天を創造して、これを広げ/地とそこに生ずるものを繰り広げ/その上に住む人々に息を与え/そこを歩く者に霊を与えられる。6 主であるわたしは、恵みをもってあなたを呼び/あなたの手を取った。民の契約、諸国の光とし…

救いの道

私達は、自分自身の生き方をしっかり見つめ直すことが大切です。なぜならロマ書7章にはこう記されているからです。 「善をなそうという意志はありますが、それを実行できない」。 「私は自分の望む善は行わず、望まない悪を行っている」。 「わたしは何とみ…

神の祝福を受けるために

今日読んだ申命記28章には、神様の祝福についての約束の言葉があります。非常に単純な教えで、神様に従うならば神様の祝福をいただけるという約束です。しかし裏返していうならば、神様に従わないならば、神様の祝福はないということです。この地上で、たと…

福音(良い知らせ)と警告

パウロは、人間の根源的な罪に赦しを与えてくださるお方として、神様が私達に送ってくださったのが「イエス・キリストである」ことを語りました。このイエス・キリストこそ、旧約聖書で預言されていた方であり、神様の約束の成就として与えられた方であるこ…

パウロの説教

大変長い説教ですが大きく三つに分かれ、第一部ではイスラエル民族の歴史を概観し、第二部ではイエス・キリストに先立って準備の道を整えたバプテスマのヨハネの言葉、そしてキリストの十字架による死と復活について語り、最後の部分で「罪の赦し」と「義と…

はじめに

イエス・キリストの使徒、パウロとバルナバは、ピシディア州のアンティオキア(シリアのアンティオキアとは別)に到着しました。そこにはユダヤ教の会堂があり、安息日ごとに礼拝が守られていました。礼拝は「シェマー」と呼ばれる申命記6章4−9節の朗読から…

 13章13−41節

13 パウロとその一行は、パフォスから船出してパンフィリア州のペルゲに来たが、ヨハネは一行と別れてエルサレムに帰ってしまった。14 パウロとバルナバはペルゲから進んで、ピシディア州のアンティオキアに到着した。そして、安息日に会堂に入って席に…

 28章1−6節

1 もし、あなたがあなたの神、主の御声によく聞き従い、今日わたしが命じる戒めをことごとく忠実に守るならば、あなたの神、主は、あなたを地上のあらゆる国民にはるかにまさったものとしてくださる。2 あなたがあなたの神、主の御声に聞き従うならば、こ…