福音(良い知らせ)と警告

 パウロは、人間の根源的な罪に赦しを与えてくださるお方として、神様が私達に送ってくださったのが「イエス・キリストである」ことを語りました。このイエス・キリストこそ、旧約聖書で預言されていた方であり、神様の約束の成就として与えられた方であること。罪を犯されなかったのに死刑にされて墓に葬られました。しかし神様がこの方を復活させ、弟子達の前に姿を現されたこと、この復活も、旧約聖書に書かれていることの実現であると証言しました。そしてイエス・キリストを神の子・救い主と信じる者は誰でも罪から救われること。人間は行いによっては救われないことが語られました。そして、説教の最後には、神様を信ぜず、神様を畏れ敬わない者は、滅び去ることが旧約聖書に書かれており、それが自分に実現しないように警戒しなさいとの警告を発しています。