2013-01-01から1ヶ月間の記事一覧

「大いに喜びなさい。天には大きな報いがある。」(12節)

イエス様は平和の君であり、同時に、義(正しさ)の為にはどのような犠牲も受けられました。イエス様は義のために迫害を受ける時、大いに喜ぶようにと命じておられます。大きな天の報いが待っているからです。私達は、人間の報酬よりも神様からの報酬を尊ぶ…

平和を実現する人々

平和を実現する方法は福音の中にあります。それは、私達を自分自身の思いから解放し、すべての者が同じ神様に服従することです。しかし、人々は、福音の教えに対し、必ずしも歓迎するわけではありません。むしろ、平和を打ち立てようとするイエス様の弟子達…

心の清い人々

偽善や欺瞞がなく、自分から汚れを避ける自己放棄をした人々の心の清さこそ、『神を見る』という最高の宝を約束されています。

憐れみ深い人

彼らには、神様の憐れみが約束されているから、だから幸いなのです。

義に飢え渇く人々

彼らは、神様が,自分達の態度を不正であると憎み、拒否されることに耐えられません。神様を愛し、自分達の奉仕によって、神様の御心が実現されることを願う人々です。

柔和な人々

「柔和」には、「行き過ぎず、足りなくもない真ん中の道」の意味があるそうです。怒るべき時に怒り、怒るべきでない時に怒らない人とも説明されます。又,すべての本能、衝動、激情を抑制、制御、自制できる人であり、すべての「誇り」を取り去る「謙虚さ」の…

悲しむ人々

肉体的な悲しみであれ、精神的な悲しみであれ、神様はもっとも必要とされるところに共にいてくださいます。ヤコブ書に、「悲しみ、嘆き、泣きなさい。主の前にへりくだりなさい。そうすれば、主があなた方を高めて下さいます」(4:9−10)とあります。悲しむ…

心の貧しい人

イスラエル民族の歴史において、「貧しい人々」とは、自分の国を失い、自分の土地を奪われ、見知らぬ外国での生活を強いられた「バビロン捕囚時代」のイスラエルの人々全体を指す言葉でした。その後イスラエル社会は、異教社会の影響を受け、社会の上層部と…

はじめに   

マタイ福音書5章から7章までのイエス様の教えは、山上の説教(垂訓)と呼ばれています。ここには、イエス・キリストの教えが凝縮されているとも言われます。特に7章12節の「人にしてもらいたいと思うことは何でも、あなたがたも人にしなさい。」との教えは、…

マタイによる福音書 5:1−12    

イザヤ書 57:14−15

神様の御声を聞き、ご計画のために生きる

神様の言葉にいつも従えるほど清くない私達。 神様の深遠なご計画を理解できずに目の前の利益を優先させる愚かな私達。 だからこそ救い主イエス様の贖いや、愛や、御言葉が必要なのです。 「罪の赦し」という恵みをいただかなければ、神様の下さる平安や正し…

「人の子を裏切るその者は不幸だ。生まれなかった方が、その者のためによかった。」

この御言葉は、主の深い悲しみです。御自分が人類の罪を背負い、「過越の小羊」のように犠牲になり、それによって信じる者の救いのしるしになられることは、御自分の使命だと受けられていたことでしょう。 しかし、イエス様を裏切る者は、「生まれなかった方…

木曜日

今日の聖書は、弟子の一人、ユダの行為が記されています。イエス様が愛された弟子の中から、イエス様を反対者に引き渡そうとする者が出ていたのです。ユダは、イエス様を引き渡す報酬としてお金をもらう約束をします。(しかし後に、そのお金を投げ捨てて自…

日曜日〜水曜日

日曜日、イエス様は救い主としてイスラエルの人々に大歓迎されました。 月曜日は、エルサレム神殿が商売の巣窟になっていることを嘆かれて、商売人達を立ち退かされ、本来の神の聖さを取り戻そうとされました。 火曜日は、イエス様の反対者達(大祭司や律法…

はじめに   

イエス様は、ご生涯の最後の一週間を、エルサレムで過ごされました。神様から遣わされた者として、神様の愛された都・エルサレムで死なねばならなかったのです。イエス様はその尊い命を犠牲にすることで、人々の罪を肩代わりすることが、父なる神様の「救い…

マルコ福音書14:10−22    

詩編40:6−13

天が開け、神の霊が降り、天からの声が聞こえた

イエス様がバプテスマを授けられた時、天が開き、神様の霊がイエス様に降り、「これはわたしの愛する子、わたしの心に適う者」との声が天から聞えました。神様はいつもイエス様と共にいて、イエス様を御心に適う者としてこれまで導いてこられた父であること…

イエス・キリストの洗礼

バプテスマのヨハネがヨルダン川で人々に悔い改めの洗礼を授けていることを聞いた時、イエス様は、「彼からバプテスマを受けるため」ヨハネのところにやってきました。このことは「悔い改めのバプテスマ」を授けているヨハネにとっては引き受け難いことでし…

誕生後のイエス様

イエス様が公けの生涯に入られるまでのことは、誕生後まもなく一家でエジプトに避難したこと、ヘロデ王死後はイスラエルに戻り、ガリラヤのナザレの町に住んだこと、そしてイエス様が12歳の時、過越祭でエルサレムに旅をされたことの他には、「知恵が増し、…

誕生の目的

イエス様がこの世に誕生されたのは、神様の救いの御計画によるものでした。神様が人間を救うために、イエス様をこの地上に送られたのです。イエス様の御誕生が、どうして人間の救いにつながるのでしょうか。 神様は目に見えない霊であるお方です。そのため人…

はじめに    

私達は、3週間前にイエス様御降誕を祝うクリスマス礼拝を捧げました。 待降節の期間も含めて、私達はイエス様がどのようにしてこの地上に誕生されたのかを学びました。 天使によるマリアへの受胎告知に対して、その言葉を受けとめきれないマリアが、「神にで…

マタイ福音書2:13−23 

イザヤ書41:15−17

あなた方の父

主イエス・キリストは、天の父なる神様を「あなたがたの天の父」と、私達に教えて下さいました(26節)。イエス・キリストの父なる神様は、十字架の出来事を通して、私達の父ともなって下さいました。私達を愛し、守り、導き、海の深い底から連れ帰ろうと約…

「だから、明日のことまで思い悩むな。明日のことは明日自らが思い悩む。その日の苦労は、その日だけで十分である。」

そのようにして、神の国と神の義を求めるという信仰生活が与えられてもなお、この言葉は、その日の苦労、その日の思い悩みは残るということが言われます。しかしその思い悩みは、もはや人生が行き詰ってしまうような、思い悩みではありません。なぜなら私達…

「神の国と神の義を求めなさい」

33節にはこう続きます。「何よりもまず、神の国と神の義を求めなさい。そうすれば、これらのものはみな加えて与えられる」。 「神の国」とは、神様のご支配と言い換えることが出来ます。「神の義」とは、神様の御心に従って生きていくことと言い換えることが…

神の養いの中で

マタイ福音書6:31以下に「だから、『何を食べようか』『何を飲もうか』『何を着ようか』と言って、思い悩むな。それはみな、異邦人が切に求めているものだ。あなたがたの天の父は、これらのものがみなあなたがたに必要なことをご存じである。」とあります。…

「海の深い底から」

昨年8月に、私の所属する教会の先生と共にボランティアチームに参加し、宮古に行ってきました。宮古には2月に続いて二度目です。行く途中、ある教会に寄りましたが、その教会の先生が、2月には行かなかった場所に案内して下さいました。そこでは震災時に…