2013-01-06から1日間の記事一覧

あなた方の父

主イエス・キリストは、天の父なる神様を「あなたがたの天の父」と、私達に教えて下さいました(26節)。イエス・キリストの父なる神様は、十字架の出来事を通して、私達の父ともなって下さいました。私達を愛し、守り、導き、海の深い底から連れ帰ろうと約…

「だから、明日のことまで思い悩むな。明日のことは明日自らが思い悩む。その日の苦労は、その日だけで十分である。」

そのようにして、神の国と神の義を求めるという信仰生活が与えられてもなお、この言葉は、その日の苦労、その日の思い悩みは残るということが言われます。しかしその思い悩みは、もはや人生が行き詰ってしまうような、思い悩みではありません。なぜなら私達…

「神の国と神の義を求めなさい」

33節にはこう続きます。「何よりもまず、神の国と神の義を求めなさい。そうすれば、これらのものはみな加えて与えられる」。 「神の国」とは、神様のご支配と言い換えることが出来ます。「神の義」とは、神様の御心に従って生きていくことと言い換えることが…

神の養いの中で

マタイ福音書6:31以下に「だから、『何を食べようか』『何を飲もうか』『何を着ようか』と言って、思い悩むな。それはみな、異邦人が切に求めているものだ。あなたがたの天の父は、これらのものがみなあなたがたに必要なことをご存じである。」とあります。…

「海の深い底から」

昨年8月に、私の所属する教会の先生と共にボランティアチームに参加し、宮古に行ってきました。宮古には2月に続いて二度目です。行く途中、ある教会に寄りましたが、その教会の先生が、2月には行かなかった場所に案内して下さいました。そこでは震災時に…

「空の鳥をよく見なさい。」 

「空の鳥をよく見なさい。種も蒔かず、刈り入れもせず、倉に納めもしない。だが、あなたがたの天の父は鳥を養ってくださる。あなたがたは、鳥よりも価値あるものではないか。」(マタイ6:26) 思い悩みの現実にある時、その中心は「自分」です。25節に「自…

「思い悩むな」

そういう私達の、思い悩まずにいられない現実に対して、聖書は今朝、私達にこう語ります。 「だから、言っておく。自分の命のことで何を食べようか何を飲もうかと、また自分の体のことで何を着ようかと思い悩むな。命は食べ物よりも大切であり、体は衣服より…

私達の思い悩み

考えてみれば、人生において誰しもが、「思い悩み」を持って生きているのではないでしょうか。生きていれば病気もします。自分の命のことを考えます。人間はなぜ死ぬのか、また何の為に生まれて来たのか・・。そのような、私達にとって避けることの出来ない…

神学生時代

神学校での4年間は、大変恵まれた4年間でありましたが、その反面、不安や恐れのない4年間ではありませんでした。さまざまな思い悩みがありました。夏期伝道実習では、実習先の牧師から、厳しい言葉をいただきました。ある時には聖書そのものが読めなくな…

はじめに

初めて仙台南伝道所に来たのは、今から約8年前の2005年でした。誘われて、おそるおそる教会という場所に足を踏み入れた時のことを今でも思い出します。それから一年後の2006年4月に仙台南伝道所で洗礼を受けました。同じ年、私は社会人にもなりました。社…

マタイ福音書6:25−34    

詩編68:23