はじめに

 初めて仙台南伝道所に来たのは、今から約8年前の2005年でした。誘われて、おそるおそる教会という場所に足を踏み入れた時のことを今でも思い出します。それから一年後の2006年4月に仙台南伝道所で洗礼を受けました。同じ年、私は社会人にもなりました。社会人生活をしながら毎週日曜日、車で高速に乗り、古川から約30分かけてこの伝道所に通いました。そういう生活を続ける中で、自分は何の為に生き何の為に死んでいくのか。又、神様が自分に与えられている仕事は何か、を考えるようになりました。その中で牧師になる(献身)という一つの道が示されました。牧師に相談し、祈り、受洗から3年後の2009年に会社を退職し、東京神学大学に進学することを決めました。


それからもうすぐ4年の月日が経とうとしています。上京当時は知り合いもなく、将来の見通しもあったわけではなく、不安の中で始まった学生生活でしたが、その後、現在在籍している教会との出会いが与えられ、様々な人々との出会い、神学校での学びと教会での学びに支えられながら進んでいきました。自分自身の信仰が揺さぶられ、打ち砕かれ、また、想像以上の沢山の恵みが与えられた4年間でもありました。仙台南伝道所の皆様には、この4年間、お祈りと奨学金という支えをいただきました。離れていても共に礼拝を守る群れとして、いつも繋がっていると感じてきました。
今朝は、今年初めての主の日の礼拝を、この仙台南伝道所で共に守ることのできる幸いを、心から神様に感謝しています。