2012-02-01から1ヶ月間の記事一覧

「あなたの神、主を畏れ、主にのみ仕えよ。」(申命記6:13)

最後の誘惑は、悪魔にひれ伏すことによって、この世の支配権をすべて与えるというものでした。お金や地位や権力など生きる為には大きな武器となり得ます。しかしイエス様は、申命記の言葉をもってサタンを退けました。イエス様はご自分の上に、神様以外のど…

イエス様の応答

イエス様は神の御子として、石をパンに変えることも、高い所から飛び降りることも出来ました。しかし神様が「生きよ」と命じられる時、パンがなくても命を保ち続けることが出来ます。イエス様が神様の力の中で命を支えられる限り、どのような者もイエス様の…

誘惑

誘惑は、人が人として正しく生きていくことを邪魔し、人を堕落させ、神様から離反させることを目的とします。外から来る誘惑もあれば、内側から起こる誘惑もあります。洗礼を受けられたイエス様は、40日間、断食され、そのような状況のもとで悪魔の前に立た…

はじめに

今日の聖書は、イエス様が荒れ野で悪魔から誘惑を受けられた時の出来事です。私達が信じるイエス様は神の御子であり、私達人間を救う為に、この地上に人間として生れて来られました。人間として生れてくださったということは、肉体を持つゆえの苦しみや戦い…

マタイ福音書4:1−11

詩編 91:1−13 

神様の祝福

今日の旧約聖書には、「私を愛し、私の戒めを守る者には幾千代にも及ぶ祝福を与える」とあります。神様のことを第一に思い、その御心を知り、御言葉を守る者に、神様は永遠に祝福を与えて下さいます。私達はイエス様の教え、弱い者への愛、へりくだりの心を…

イエス様の目的

神様は人間を深く熱烈に愛しておられたので、サタンのわなによって悪に染まった人間とこの世を、神様が本来造った性質に取り戻すために、最終的に御子イエス様をこの世に送り、イエス様の歩みを通して救いのご計画を実行されたのでした。「もともと神のもの…

この世の大原則

イエス様の答えは、納税だけでなくこの世の大原則を示されています。それは、神様が本来この世を造られたのであるから、この世のすべては神様に返されるべきものであるということです。神様の造られた世界にあって、皇帝などは一時的に権力を借りているにす…

「銀貨を持って来て見せなさい」

しかしイエス様は人の心に何があるかを知っておられる方です。彼らの醜い意図を見抜きつつ、それでも忍耐して質問に答えるため、まず彼らにローマのデナリオン銀貨を確認させました。貨幣にはローマ皇帝の肖像と銘がありました。イエス様は、「皇帝のものは…

言葉のわな

彼らはイエス様に「あなたは・・真理に基づいて神の道を教えておられるからです」と敬意を装った後、「皇帝に税金を納めることは律法に適っているでしょうか」と質問したのです。この質問は、神の民であるイスラエル民族が、異邦人の国の皇帝に税金を納める…

はじめに

イエス様の地上での最後の一週間の三日目の出来事です。この日イエス様を神殿から追い出そうとして、祭司長、律法学者、長老達はイエス様の言葉じりをとらえて陥れる為、ファリサイ派やヘロデ党の人をイエス様のところに遣わしました。ファリサイ派とヘロデ…

マルコ福音書12:13−17

出エジプト記 20:4−6 

「私の父は今もなお働いておられる。だから、わたしも働く」

迫害するユダヤ人に対して、イエス様は神様を父と呼び、父なる神様は昼も夜も24時間、365日、働いておられることを主張されました。イエス様は神様の御子として神様に従順であり、神様に逆らって行動されることはありません。熱心なユダヤ教徒達が、どんなに…

「律法で許されていない」

その日は、律法ですべての行動が制限されている安息日でした。彼が病から解放され、喜んで床を担いで歩いていたところを、ユダヤ人達から「律法破り」と、とがめられたのです。彼は、自分に歩けと言った人がいて、自分は、ただその人の言うことを聞いただけ…

いやし

イエス様が最初にこの人に「良くなりたいか」と尋ねた時、この人は、「主よ、水が動く時、私を池の中に入れてくれる人がいないのです。」と答えています。「彼らは、水が動くのを待っていた。それは、主の使いが時々池に降りてきて、水が動くことがあり、水…

はじめに

今日の聖書は、イエス様がなさった奇跡の中でも「ベトザタの池の奇跡」(口語訳「ベテスダの池」)として良く知られています。この出来事ではイエス様と、38年間病気で苦しみ、歩くことの出来ない人、そして、熱心なユダヤ教徒達が登場します。 初めに38年間…

ヨハネ福音書5:1−18

詩編32:1−7

本当の弟子になりたい

イエス様は、私達を罪の奴隷から解放して下さる為に(その鎖を切り離して下さる為に)、十字架にかかって死んで下さいました。そして三日目に復活して、死(罪)に対して勝利者となられました。イエス様が地上で繰り返し語られたことは、神様を愛することと…

罪の奴隷

罪とは何でしょうか。簡単にいえば、神様への不服従(戒めを破る)です。例えば、十戒の中に「偽証してはならない」があります。ところが人間社会では、自己弁護、自己正当化のために「うそ」が入ってきます。「うそ」をつくことは罪です。うそをつかざるを…

「真理はあなたたちを自由にする」

ところがイエス様を信じたはずのユダヤ人は、イエス様が続いて言われた「真理はあなたたちを自由にする」と言う言葉に反発しました。つまり、自分達はもともと自由であり、誰かの奴隷になって不自由な状態になったことはないと主張したのです。それに対して…

本当にイエス様の弟子になる

イエス様は、「わたしの言葉にとどまるならば、あなた達は本当に私の弟子である。」(31節)と言われました。イエス様の言葉に、絶えず信頼をもってとどまるということは、イエス様から離れない。イエス様を信じ続ける。信頼し続ける。イエス様に目を向け続…

はじめに

今読んでいただいたヨハネ福音書の最初には、「イエスは、ご自分を信じたユダヤ人達に言われた」(31節)とあります。30節に、「これらのことを語られた時、多くの人々がイエスを信じた」(30節)とあるので、それ迄イエス様のことを信じていなかったユダヤ…

ヨハネ福音書8:31−38

詩編125編