誘惑

誘惑は、人が人として正しく生きていくことを邪魔し、人を堕落させ、神様から離反させることを目的とします。外から来る誘惑もあれば、内側から起こる誘惑もあります。洗礼を受けられたイエス様は、40日間、断食され、そのような状況のもとで悪魔の前に立たれました。空腹を覚えられたイエス様への最初の誘惑は、「あなたが神の子ならば、石をパンに変えてみよ」でした。第二は、「あなたが神の子ならば、神殿の屋根から飛び降りてみよ。聖書に、『天使が支えてくれる』と書かれている。」という聖書を引用しての誘惑でした。第三は、「もし、悪魔にひれ伏して拝むなら、この世のすべての権威・権力を与える」という誘惑です。

最初の二つは「あなたが神の子なら、私の言う通りやってみよ」との誘いです。