「律法で許されていない」

その日は、律法ですべての行動が制限されている安息日でした。彼が病から解放され、喜んで床を担いで歩いていたところを、ユダヤ人達から「律法破り」と、とがめられたのです。彼は、自分に歩けと言った人がいて、自分は、ただその人の言うことを聞いただけだと釈明をします。ユダヤ人達は、律法を破ることを命じた者が誰かを追求しました。癒された男はイエス様の名を知りませんでしたが、この後イエス様と再会し、「あなたは良くなったのだ。もう、罪を犯してはいけない。さもないと、もっと悪いことが起こるかも知れない」と言われました。ところが彼はユダヤ人達のところに行き、自分に律法を破らせたのは「イエス」だと知らせました。そこでユダヤ人達のイエス様への迫害が始まったのです。