はじめに

 アンティオケのユダヤ教の会堂で、次の安息日にも同じ話をして欲しいと頼まれたパウロバルナバは、再び福音を宣べ伝えようと会堂を訪れます。この日、パウロバルナバの話を聞こうと、町のほとんどの人々が集まってきました。この群衆を見た時、ユダヤ教の人々はねたみ、「イエス・キリストこそ、神の子・救い主であり、死に打ち勝って復活された方である」とのパウロの説教に対して、口汚くののしり、説教を妨害しました。