選民ユダヤ人は退けられる

 パウロは彼らに対して、「神様の言葉はまずユダヤ人に語られ、救いはユダヤ人から始まることになっていたのに、あなた方は私が伝える神様の言葉を聞こうとはしない。あなた方は、みずから聞くことを拒んでいる。神様の言葉を聞いて信じる者は、永遠の命を与えられる恵みが約束されているのに、あなた方はみずからそれを受けるに値しない者にしてしまっている」と断罪します。更にパウロ達は今後、聞く耳をもたないユダヤ人にではなく、(ユダヤ人以外の)異邦人の救いの為に働くことを宣言しました。