永遠の命を得ない者

 ここに登場したユダヤ人は、なぜ「永遠の命を得ない」道を選んだのでしょうか。彼らは、律法を守ることこそが永遠の命を得る条件であり、自分達は律法を行っている者であると自負していました。パウロが語る「人は律法を行い得ず、それゆえにイエス・キリストの十字架による罪の赦しと救いがある」ことを受け入れようとしませんでした。自分の考え、思いを最優先にして、パウロを通して語られる、背後におられる神様に目を向けようとしなかったからです。私達は「信じない者ではなく、信じる者」(ヨハネ20:27)となり、永遠の命にあずかりましょう