2013-10-13から1日間の記事一覧

イエス様の歩まれた道

イエス様の十字架への道は、確かに神様の示された「苦難の僕としての救い主」でしたが、それはいかに苛酷であり孤独であり耐えがたく、無念であったことでしょう。私達信仰者も、信仰ゆえに理解されず、考え方の違いで責められることがあります。黙って耐え…

イエス様の従順

イエス様を正しく理解できなかったのは異邦人だけではありません。イスラエル民族が待望する「メシア=救い主」は、外国人支配から自分達を解放する政治的な強い「王」を期待しましたから、イエス様を「メシア」として受け入れることは出来ませんでした。イ…

「それはあなたの言っていることです」

ピラトは、この世の考え方で、イエス様を「ユダヤ人の王なのか」と聞きましたが、律法や神の御心を考えないで生きる異邦人と、神を信じるイスラエルの民の土台が違います。「それはあなたの言っていることです」。これがイエス様の返答です。異邦人ピラトの…

「神の国」の王

イエス様は、神様が選んだイスラエル民族の「救い主」として、この世に来られました。イエス様は神の御子であり、神の国の「王」であられますが、異邦人が言う「王」とは全く違います。異邦人が理解するには難しいすれ違いです。(参照:ヨハネ18:36「わた…

「お前がユダヤ人の王なのか」

ピラトのイエス様に対する質問は、「お前がユダヤ人の王なのか」です。異邦人であるピラトにとっては、おそらく最大の関心事である「権力を握る」こと、つまり「王となる」意思がイエス様にあるかどうかが気になります。今、イエス様が、ローマ帝国の支配を…

ピラト

私達は礼拝で毎週、「使徒信条」の中で「…主は聖霊によりてやどり、処女マリアより生れ、ポンテオ・ピラトのもとに苦しみを受け、十字架につけられ…」と告白します。ピラトはローマから派遣された第5代ユダヤ総督として、その在任はAD26年から36年迄との記…

はじめに

ユダヤの最高決議機関である最高法院が、イエス様の死刑を決議したのは真夜中であり、しかも大祭司の私邸で行われたもので、「公的」とは言い難いものでした。そこで議員達は、夜明けとともに最高法院を公的に開いて、捕まえたイエス様を確実に死刑にすべく…

マルコ福音書15:1−5

イザヤ書53:7−10