はじめに

 イエス様の弟子でありながらユダヤ人達を恐れてそのことを隠していたヨセフ(ユダヤ人の町アリマタヤの出身)が、十字架上のイエス様の遺体を取り降ろす許可をローマ総督ピラトから得ました。そして取り降ろした遺体にニコデモと共に香料を添えてきれいな亜麻布に包み、岩に掘ったヨセフ所有の新しい墓に遺体を納めました。墓の入り口に大きな石を転がしてふさぎ、そこから立ち去ったのは、安息日に入る金曜日の日没前のことでした。