十字架の意味を知る

 ある神学者(関根正雄氏)が、教会の中で人をつまずかせる者は、十字架がわかっていない、と言いました。十字架のない所では行為が評価され、立派な信仰を目指すようになるというのです。人が行為で救われるなら十字架は必要でなくなります。人は律法を行ない得ないゆえにイエス様は十字架で死んで下さいました。それによって罪が赦され救われたのであって,誰一人神様の前に誇れるものはありません。
 十字架によって私達に義が与えられ、それによって天の国に入る道が備えられたのに、十字架以外に天の国に入る基準があるかのように教える人は、人をつまずかせる「わざわいなるかな」と言われる人です。