はじめに

 2009年の最初の聖日礼拝を共にささげることができることを神様に感謝いたします。2009年の御言葉として、週報に掲げましたようにヨハネ福音書の「言は、自分を受け入れた人、その名を信じる人々には神の子となる資格を与えた。」を選びました。ここで「言」とはイエス・キリストのことです。イエス・キリストがこの地上にこられ、言葉と行いを通して神の国について宣べ伝えましたが、イエス様を受け入れた人、イエス様が神の子キリストであることを信じた人々には、神の子となる資格が与えられたことを、聖書は語っています。神の子となる資格とは神様を「父!」と呼べることです。神様を自分の父と呼べるということは、実はすごいことなのです。なぜなら神様は全知全能であり、世界万物を造られ、支配されており、雨や雪を降らせ、食物を与えるお方であり、神様に不可能なことは何一つないからです。私達はこの地上で、人間の父親が与えられていますが、地上の父はいつまでも地上に生き続けることはできませんし、人間としての限界も持っています。どんなに素晴らしい父親であったとしても、神様と比べることはできません。

イエス・キリストを受け入れその名を信じる者は、どんな人でも神様を父と呼ぶことが許され、神の子とされるという素晴らしいメッセージです。神様にはイエス様という神の御子がおられます。私達はこの御子を信じることによって養子とされ、信じる者は兄弟姉妹となり神の家族とされます。

私達はたとえ人生の暴風雨の中に置かれても、神様の守りの外に出ることはありません。神の子とされた者は、外側の状況に左右されることなく、神様の平安と恵みの中で生き続けることが保障されています。