はじめに

 今日の聖書は、イエス様の弟子達が議会の命令を破り宣教を続けた為に再び議会に引き出され尋問される場面です。28節に、議会での大祭司の言葉が記されています。「あの名によって教えてはならないと厳しく命じておいたではないか。それなのに、お前達はエルサレム中に自分の教えを広め、あの男の血を流した責任を我々に負わせようとしている。」
弟子達がイエス・キリストの名前によって人々を癒し、あるいはイエス・キリストの復活を語ることによって人々の間にイエス・キリストへの賛美が生まれることは、イエス・キリストに死刑宣告をした者を批判し裁くことにもつながります。議会はある意味で血の報復を恐れているのです。