悪霊

 今日の聖書では、超自然的存在、神様に従うことを拒否し、人にとりついて、わけをわからなくさせ、肉体を傷つける存在として「悪霊」が出てきます。ここでは「レギオン」(当時のローマ軍の5千人程の組織)と名乗ります。何千というおびただしい数で一人の男の人に取りついていたからです。彼は自らを傷つけ、その形相や行動は周りからも恐れられていました。すべては悪霊の仕業です。イエス様は、走り寄ってきた男に取りついている悪霊に向かって「この人から出ていけ」と命令されます。この言葉は実現し、悪霊は男から出て豚に乗り移り、約二千頭の豚が湖になだれ込み、おぼれ死にます。ここに私達は悪霊がもつ破壊のパワーのすさまじさと同時に、イエス様の霊の力と権威は必ず勝利することも知ることができます。