逆境の中で

 私達の人生の中で、事柄が私達の願う方向にはいかず逆に進んでいく経験をお持ちの方は多いでしょう。神様の支配は人間の願望に支配されるのではなく、私達の願いを打ち破り、苦しく辛い経験へと向かわせることがあります。にもかかわらず、神様のこの世における支配、統治は今なお続き、この世が存続する限り神様のわざが止むことはありません。私達は見えることのみに心を動かされ、慌てることが多いものですが、聖書は私達に真剣に祈ることを教えています。神の御心に沿う祈りは必ずきかれます。祈った通りにならなくても、祈りが無駄になることはありません。神様は、神様の主権のもとに、私達の祈りを聞き、私達をご計画に従って最善に導かれます。この信仰が私達に与えられています。

「どんなことでも、思い煩うのはやめなさい。何事につけ、感謝を込めて祈りと願いをささげ、求めているものを神に打ち明けなさい。そうすれば、あらゆる人知を超える神の平和が、あなた方の心と考えとをキリスト・イエスによって守るでしょう。」(フィリピ書4:6−7)