メシアのしるし

「布にくるまって飼い葉桶に寝ている乳飲み子」。これが救い主としての「しるし」です。羊飼い達は、そういう新生児を探しあてました。

神様の人間に対する救いの出来事が、主の天使によって知らされた通り行われたことを、羊飼い達は、確かに人々に伝え、神様を崇め、賛美しながら、自分の場所に帰って行きました(20節)。

ユダヤ教の指導者達が語り継いできた「救い主ご降誕」を、虐げられてきた羊飼い達が直接体験するという誉れある立場に高められたことこそ、神様の業の素晴しさの一つ、とも言えるでしょう。