「愛しているならば、私の掟を守る」

 「あなたがたに新しい掟を与える。互いに愛し合いなさい。私があなた方を愛したように、あなた方も互いに愛し合いなさい。」(13:34)と言われたイエス様は、「あなた方は、私を愛しているならば、わたしの掟を守る」(14:15)とも言われました。又、「私の掟を受け入れ、それを守る人は、私を愛する者である。私を愛する人は、私の父に愛される。私もその人を愛して、その人に私自身を現す。」(21節)と言われています。
 そもそも弟子達同士は、お互いに関係があったわけではありません。彼らの唯一共通していたことは、イエス様御自身の愛で、愛されたことでした。イエス様は地上を去るにあたり、イエス様が弟子達を愛されたその愛で「互いに愛し合う」という、この「掟」を与えていかれました。

 生まれながらの私達は、無条件に愛し合うことは困難です。しかし、真理の霊である「聖霊」の働きが伴う時、私達は、私達を愛して下さるイエス様の愛で、互いに愛し合うことが出来る道へと導かれていきます。


私達はイエス様を愛しています。イエス様が下さった掟も守る者となりたいです。そのために私達は、イエス様から愛されていることを更に深く知り、このイエス様の愛をいただけるよう祈り求めていきましょう。