信仰の変化

エス様は、私達の目がイエス様にしっかりと向けられ、私達の心がイエス様に服従し、イエス様から離れない完全な信頼をもってイエス様にお委ねするという信頼が起こされるように奇跡の業を用いられます。
王の役人が最初にイエス様のところに来た時の信仰は、息子の病気を癒してほしいと、イエス様を「奇跡を行う方」として信じる信仰でした。ところが、あとから与えられた新しい信仰(53節:彼もその家族もこぞって信じた信仰)は、自分の利益のみを求める信仰ではなく、イエス様の中に、神様だけが与えることのお出来になる、最善で、完全なものを認める、ゆるぎのない信仰です。
 この信仰は、私達の生涯の中で、どんなことが起ころうとも、たとえ、死に向かわなければならなくなったとしても、神様の恵みが私達といつも共にあるという信仰であり確信です。
エス様は、御自分を求めてくる人々に、その要求を神様への交わりにまで高める道へと導びいてくださるお方なのです。