記念として語り伝えられる

エス様は「世界中どこでも、福音が宣べ伝えられる所では、この人のしたことも記念として語り伝えられるだろう」と言われました。この女性は主に出会い、機会をとらえ、勇気を持ってイエス様にふさわしく行動しました。聖書はこの女性の名前は記さず、「したこと(愛と働き)」のみを記念し、伝えています。それは、イエス様の十字架の受難と復活こそが、福音の最大テーマであり、すべてはその「証し」だからです。
 私達の「本当の救い」を、御自分の「十字架の犠牲」によって成し遂げられたイエス様と、御自分の御子を献げてまでも不信仰な私達人間を愛して救う為に、生きて働いて下さる父なる神様がおられます。私達は、神様の事を第一に思い(愛し)、自分を献げ尽くす程に行動した女性への祝福を思い起こしつつ、勇気をもって、今週も歩んでまいりましょう。