「いかに美しいことか 良い知らせを伝える者の足は。」(イザヤ書52:7)

  このマリアこそ「神の御子がこの世に生まれた!」という最初の良い知らせを携えた者、福音伝道者の最初の人物だったと言えるでしょう。マリアの訪問を受けて挨拶を聞いたエリサベトは、「主がおっしゃったことは必ず実現すると信じた方は、なんと幸いでしょう」と言いました。
 奇跡を受けて、それを感謝して受け入れた者同士が、互いに喜びを交流し、その源である神様を讃美するという美しい光景が、ここに(エリサベトとマリアの間に)ありました。