「主よ、ごもっともです。しかし・・子犬もパン屑はいただくのです。」

「子犬もパン屑はいただく」との女性の応答に、イエス様は「あなたの信仰は立派(大きい・偉大だ・見上げたもの)だ。」と、大変喜ばれました。それは、女性がイエス様の言葉をすべて正しいと受け入れた上で、もし子供も食べて満腹し、その子供が落としたパン屑を子犬が食べて満腹するのであれば、それは、神様の定めた秩序に反することでもなく、又、イエス様の使命を妨げることにもならない、と信じたことです。
  
この女性は、ユダヤ教指導者達にはないイエス様への純粋な信仰と、イエス様の沈黙にも耐えた、(助けてほしいとの)強い、真剣な願い、そして、救いの御計画の秩序を受け入れながらも神様の恵みの大きさを信じる信仰がありました。私達も、神様を絶対とし、自分の分をわきまえながら、日々働いて下さる神様の大きな恵みを信じて歩んでいきたいと願うものです。