ユダヤ人の、信仰の継承

 選民(神様に選ばれた民)であるユダヤ人は、神様の教えを忘れず、代代子供達にも伝え続けています。申命記には、「今日、私が命じるこれらの言葉(律法)を心に留め、子供達に繰り返し教え、家に座っている時も道を歩く時も、寝ている時も起きている時も、これを語り聞かせなさい。更に、これをしるしとして自分の手に結び、覚えとしてひたいに付け、あなたの家の戸口の柱にも門にも書き記しなさい。」(6:6−9)とあります。
私達は毎週の礼拝を通して、さらには家庭で聖書を読むことを通して、少しずつでも心の中に御言葉を蓄積していくことが大切です。御言葉がたくわえられていくことにより、日々の生活の中での判断や決断の時、又、あらゆる場面で御言葉が大きな力となって、私達を教え、導いてくれます。
今朝も、与えられた御言葉に耳を傾け、信仰の継承が与えられるためにも、先ず私達自身の内に御言葉をたくわえていきたいと願うものです。