議会の決定

ラザロの復活を多くのユダヤ人が目撃して、その内の多くの人々がイエス様を信じました。しかし中には、イエス様を良く思っていないファリサイ派の人々にこのことを報告した人がいました。彼は本当に大事な事=「イエス様は神様から遣わされたメシア」に気付かず(信じることが出来ず)、この世の権威を重んじたのです。その結果、議会が招集され、大祭司カイアファから、イエス様の存在をなくすことこそが、ユダヤを戦禍から救うことになるとの結論が出されました。彼の発言(一人の人間の死が、民全体を救う)は、本人の考えではなく、その年の大祭司として、人類を救う神様のご計画を預言させる、的確な言葉となりました。