「命を得たいのなら、掟を守りなさい。」

エス様はこの青年に、もし永遠の命を得たいのなら、掟を守りなさいと言われました。青年はどの掟かと聞き返し、「殺すな、姦淫するな、盗むな、偽証するな、父母を敬え、また隣人を自分のように愛しなさい」とイエス様から言われた時、即座に「そういうことはみな守ってきました」と答えています(マルコ福音書では「そういうことはみな、子供の時から守ってきました」)。この青年は、倫理的な生活面において、まじめに生きてきたのでしょう。「まだ何か欠けているでしょうか」と続けて問いました。