霊の命

 三つの命とは、体の命、精神(こころ)の命、霊の命です。テサロニケの手紙に、「あなたがたの霊も魂(口語訳では心)も体も何一つ欠けたところのないものとして守られるように」との、祈りの言葉が記されています。神様を知らない人々は、自分の中に霊の命があることを知りません。人間は、神様からの呼びかけによって心が開かれて信仰が起こされ、神様と交わり、信仰の世界へと導かれます。聖書は、神様によって呼び覚まされた人間の霊的命を最も重要な命として考えています。霊的命がまだ目覚めていない人は、体と心がどんなにすぐれていても、十分ではないのです。
だからこそ私達は、多くの方々に神様に出会っていただきたくて伝道するのです。というわけで、ここにおられる方々は、すべて神様から呼びかけを受け、心が開かれて信仰が与えられた者であり、又、その途上にいる者です。与えられている霊の命が、いつも健やかに成長し続けられるように、私達は教会にしっかりとつながって歩んでいきたいと祈り、願っています。