生きて働かれる神様の御業を感知する

神なき人間の世界は悲惨なものです。自分を愛して支配して下さる神様の存在を知らなければ、多くの人間は甘い誘惑に弱く、自分だけが楽しめれば周りの人は関係ない!で済まそうとします。これこそが罪の本性です。逃れられないその罪の状態から人間を救い出す為に、イエス様は神様から使命を託され、その罪の贖いが後の「主の十字架」です。ユダヤ人は救い主について聖書(ミカ書5:1)で知らされていましたが、ユダヤ教指導者達は、この救い主出現が自分の時代に起こると思っていなかったようです。神様の「その時」が彼らの「今」でした。  

私達は主の招きにより福音を知らされ、御言葉を知らされています。生きて働く神様が、今私達にも実際にライブで働きかけて下さっていて、聖霊によってそれが起こっていることを全身全霊で感知することが求められています。御言葉を学びつつ、神様を本当に求める信仰者が集まり、捧げる礼拝の中でこそ、神様の御業を知り、感じることができるのです。
 神様の御心は、罪の虜(とりこ)になった人間全体の救いであり続けていることを異邦人である私達は、この降誕節に神様の恵みに対して感謝の思いを深め、礼拝でも更に大きく賛美していきたいと願います。