2007-10-07から1日間の記事一覧

結婚の奥義

イエス様が引用された創世記には、「人が独りでいるのは良くない。彼に合う助ける者を造ろう」(2:18)といわれたことが、女を創られた経緯として記されています。原語(ヘブル語)では、「私は彼のために、彼と向き合う者としての助け手を、彼の為に彼女を…

「妻を迎えない方がましです」(10節)

弟子達はイエス様の言葉を聞いて恐れを覚えました。彼らは結婚とは人格と人格の結びつきであるとは考えませんでしたし、結婚が自分の全生涯をそこにかけるような、互いに自分をささげあうような、そのような重い決断を必要とするとは考えず、何か困難なこと…

再婚も姦通の罪・・

イエス様は律法解釈で混乱している人々に、新たな教えを語られました。男の人が自分の妻を離縁して独身のまま終らず、別の女の人と結婚するならば、それは姦淫にひとしく結婚を冒涜するものであると言われました。なぜなら神様は最初の妻と結び合わせたので…

律法に書いてある理由

神様は、確かに離縁状を渡すことをお許しになった。しかしそれは、人間の悪い衝動を野放しにしない為に律法で規制しているのであって、神様の完全な意志がそこにあらわれているのではない。「あなたたちの心が頑固なので、・・」(8節)これが、ファリサイ派…

それに対して・・

ファリサイ派の人達は、神様の意志を考える前に、人間の側に自由に決める余地を残そうとしました。どうしたら男は離婚を正当化出来るだろうか、と熱心に考えたのです。イエス様が、結婚という神様のみ業を人は破壊し分離させてはならないと教えられたことに…

イエス様の答え

イエス様は創世記(2:24)から、神様が男と女とを造られたこと、結婚は、神様が男と女とを結び合わされることを説明して、「神が結び合わせてくださったものを、人は離してはならない。」(6節)と答えられました。結婚によって、二人は別々ではなく一人…

はじめに 

ユダヤにおいて当時、男が女に離縁状を渡す離婚には二つの考え方がありました。一つは、夫に(離婚する)権利は無制限に与えられているとする考え方、他方は、結婚を解消するには、まじめな真剣な根拠がなければならないとの考えです。どちらも男は離婚する…

 19章1−12節

1 イエスはこれらの言葉を語り終えると、ガリラヤを去り、ヨルダン川の向こう側のユダヤ地方に行かれた。2 大勢の群衆が従った。イエスはそこで人々の病気をいやされた。3 ファリサイ派の人々が近寄り、イエスを試そうとして、「何か理由があれば、夫が妻…